昭和43年5月22日生 A型
神奈川県司法書士会会員 会員番号1088
平成3年3月 | 東京農業大学 卒業 |
---|---|
平成3年4月 | 三井ホーム株式会社 入社 |
平成10年12月 | 同社 退職 |
平成11年1月 | フルタ登記測量事務所 入社 |
平成15年8月 | 同所 退職 |
平成15年8月 | 司法書士ともえ事務所 開設 ※現在に至る |
当事務所は、家の名義変更、後見人の相談、債務整理など、司法書士業務をまんべんなく取り扱っています。
まず、司法書士の本来業務である不動産登記業務 “家の名義変更”と言われる業務です。家の所有者が亡くなった時や、家を買ったり、贈与でもらった時に、家の名義を変更する必要があります。この手続きを行うのが司法書士です。当事務所では、平成15年開業以来、積極的に行い現在約3000件以上の実績があります。
次に、最近多くなってきている業務が、後見人業務です。日本は高齢化社会になっており、すでに国民の4人に1人が、65歳以上の高齢者です。2035年には3人に1人が65歳以上の高齢者になるという推計がでています。高齢者の認知症の数は毎年増加しており、独居の方が認知症で生活することができなくなることがあります。私はこのような方々の成年後見人に就任しています。最近では精神障害の方や知的障害の方の成年後見人にもなっています。現在50人以上の方の成年後見人に就任しています。
さらに、近年の不況で景気が悪くなり、低収入、貧困等から借金問題が増加しています。これらの借金問題についても、当事務所では開業当初から積極的に取組んでおり、債務整理をして、問題を解決した相談者は1000人を超えています。解決方法としては、利息をカットする任意整理や、住宅ローンがあるときに、住宅ローン以外の借金の相当額をカットすることができる個人再生などがあります。借金が払えない場合は、自己破産をせざるを得ない場合もあります。
今後もこれらの業務に積極的に取り組み、困っている方々に法律サービスを提供させていただき、地域社会に貢献したいと思っています。
法律問題で悩むと夜も眠れなくなり、そのことだけを繰り返し考えるようになります。問題が深刻だと自殺までも考える方もいらっしゃるようです。法律問題で困った方が、一人でも多く問題を解決して、安心して生活することができるようにサポート支援していくことが、当事務所の使命だと考えています。
私は30歳のときに司法書士を目指し、当時勤務していた「三井ホーム株式会社」を退職しました。三井ホームでは設計業務を行い、主に設計管理を行ってきました。設計管理とは、建築士とお客様が打ち合わせをした内容について、図面どおり施工できるように管理していくものです。一級建築士、電気、ガス、水道、空調、インテリア、工務店等の各業者と打ち合わせを行い、時にはお客様と打ち合わせをして進めていきます。このときに各業者やお客様から質問を受けることがあり、調べて回答をするのですが、何かを聞かれ回答することの楽しさ、人の役に立つ喜びを感じるようになりました。
その後、法律に興味が湧き、二級建築士、宅地建物取引主任者の資格をとりました。さらに法律知識を学び、社会に貢献したいと思い、司法書士資格の取得を決意し、退職しました。退職後は司法書士の試験勉強を始めましたが、勉強をすすめていくにつれ、法律の膨大な量に圧倒され、法律用語の難しさに困惑しました。
また、会社退職後は東京都中央区のフルタ登記測量事務所に就職し、司法書士業務の根幹である登記業務を学びました。事務所の仕事は毎日が新鮮で、充実して過ごすことができました。働きながらの受験勉強は困難でしたが、学んだ知識が実務に生かせる喜びを感じました。フルタ登記測量事務所には4年間お世話になりました。
司法書士試験には、平成14年に4回目の受験で合格することができました。受験者数25,416名中、合格者701名でしたので、合格率は2.8%でした。合格発表のとき、法務局の掲示板で自分の受験番号をみつけたときは、涙がでるほどうれしかったです。
平成14年に試験合格し、平成15年8月に、夢みていた司法書士ともえ事務所を開業することができました。当初は横浜市港南区の実家の一部屋を間借りし、業務を始めました。
従業員はいませんので一人事務所です。何から何まで一人でこなしました。来客のお茶出し、郵便、電話、ファックス、戸籍謄本の取得、登記申請、訴状の提出、すべてを自分でやりました。開業当初は、知人や親戚からの紹介はありましたが、一般の方からの依頼はありません。仕事は少なく一日中電話の鳴らない日もありました。このまま電話が鳴らないのではないかと不安になった日もありました。
その後、クレジットサラ金被害者の会 ヨコハマかもめ会に相談員としてボランティアで参加、公益社団法人成年後見センター・リーガル・サポートへの入会、司法書士会等の相談会の参加により、徐々に仕事が増えていきました。
平成18年1月、港南区の実家から、上大岡駅前(現在の事務所)に事務所を移転しました。上大岡は、私が小学校から大学、就職するまで育った町です。いわゆる“地元”です。事務所の近所には、同級生や先輩が、事務所やお店をかまえています。
このころから、取引先銀行、取引先不動産業者からの仕事が増え始めました。業務量が増え、私一人ではこなせなくなり、事務員さん一名に来ていただきました。私はほとんど外での仕事で、事務員さんと顔を合わせない日もよくあり、忙しく日々の業務をこなしていました。
事務所の転機となったのはホームページを開設したことです。このころはまだ司法書士事務所のホームページはめずらしく、何もしなくても検索で上位表示されました。債務整理専門のサイトを開設したところ、問い合わせがひっきりなしにありました。当時は債務整理を専門にする司法書士は少なく、問い合わせが殺到したのだと思います。まだヤミ金の数も多く、クレジットサラ金業者との交渉にも手間取っていた頃です。仕事が多くなり、債務整理の相談は週3人までとしたところ、1か月先まで予約がうまってしまう状況になりました。
その後ますます仕事が増え、事務員さんを1人ずつ増やし、現在の人数に至っています。最近では債務整理業務よりも成年後見業務や遺産承継、遺言作成の業務が増えつつあります。
店名 | 司法書士 ともえ事務所 |
---|---|
司法書士 | 岩屋口 智栄(いわやぐち ともえ) |
所在地 | 〒233-0002 横浜市港南区上大岡西2-6-30マルヨビル2階 |
TEL | 045-849-1244 |
FAX | 045-849-1245 |
tomoe-office@kih.biglobe.ne.jp | |
営業時間 | 平日、午前9時から午後5時まで (土日祭日、早朝、夜、ご希望の場合は、ご相談ください) |
横浜市港南区上大岡西2-6-30マルヨビル2階
(上大岡駅徒歩5分 鎌倉街道沿い バス停「関の下」近く)